歯列矯正とホワイトニングは、矯正を先に、ホワイトニングを後にするのが原則です。実際の治療では、その前に虫歯・歯周病の治療とクリーニングが入り、矯正のあとには歯並びを保つ「保定」、ホワイトニングのあとには詰め物・被せ物の色合わせが続きます。名古屋市西区(庄内通)のかなとあかね歯科・矯正歯科は、小児から成人までの総合歯科として、虫歯の治療や予防処置と、矯正・ホワイトニングの相談を受けています。
矯正だけ、ホワイトニングだけを考えていると、前歯の詰め物の色が合わなくなったり、矯正中に歯の表面へ白い斑点が残ったりと、後から手間が増えるかもしれません。
歯列矯正とホワイトニングを含む治療は5つのステップで進む

歯列矯正とホワイトニングを両方受けるときの治療は、次の5つの順番で組み立てます。
- 虫歯・歯周病の治療とクリーニング(矯正装置を付ける前に、炎症と虫歯を残さない)
- 歯列矯正(装置で歯を動かす)
- 保定(動かした歯が戻らないよう、保定装置で押さえる)
- ホワイトニング(歯並びが整い、歯の表面の状態を確かめてから白くする)
- 詰め物・被せ物の色合わせ(白くした色が落ち着いてから、必要な歯だけやり直す)
全員が5つ全部を通るわけではありません。詰め物・被せ物が奥歯の見えない場所だけなら、5番目は要らないこともあります。歯の表面の着色がクリーニングで落ち、ホワイトニングまで進まずに満足する人もいるでしょう。
順番の理由は大きく2つ。1つは、歯ぐきや歯を支える骨に炎症が残ったまま歯を動かさないこと。もう1つは、詰め物や被せ物はホワイトニングで白くならないため、色を合わせる作業をいちばん最後に回すことです。
矯正の前に虫歯と歯周病の治療を済ませる

矯正の前に虫歯と歯周病の治療を済ませる理由は、歯を動かす力が健康な歯ぐきと骨を前提にしているためです。日本歯科医師会は、矯正治療で歯を動かすことは何歳になっても可能だと説明したうえで、特に歯ぐきや歯を支えている骨が健康であることが必要な条件だと書いています。
この条件がとくに問われるのが、大人の矯正です。日本矯正歯科学会の「矯正歯科治療における標準治療の指針」は、成人の矯正歯科治療では歯周病への対応や補綴処置(詰め物・被せ物・ブリッジなど)が欠かせないことがあると記載しています。同学会の一般向けQ&Aにも、中・高年の方は虫歯などの治療を受けていることが多く、治療の制約がある場合があるという回答があります。
歯周病で歯を支える組織が減った人の矯正を調べた系統的レビュー(Erbeら、2023年)では、対象になった5研究・366人の全員が、矯正を始める前に歯石の除去と根の表面の清掃(スケーリング・ルートプレーニング)と歯周外科処置を受けていました。著者らは、炎症のない状態で、弱く管理された力を使えば、矯正は歯周組織に悪い影響を与えないとまとめています。裏返せば、炎症が残ったまま始めないことが前提になります。
虫歯も同じ考え方です。当院のサイトの注意書きにも、矯正装置を付けている間は歯みがきがしにくくなるため、虫歯や歯周病のリスクが高まると書いています。矯正を始める前の検査で虫歯が見つかれば、先に治しておく必要があります。
前歯の虫歯を矯正前に治すときは、最後の色合わせまで見通しておきます。日本歯科審美学会の指針は、詰め物や被せ物はホワイトニングをしても白くならず、色の差が気になればやり直す必要があることを、ホワイトニングの前に説明するよう求めています。矯正前に詰めた前歯は、ホワイトニングのあとに詰め直す可能性がある点に留意が必要です。
歯石とりと歯みがきの練習は矯正の前から行う
日本矯正歯科学会のQ&Aによると、矯正歯科医は装置を入れる前に十分な歯みがき指導を行うそうです。装置が入ってから磨き方を覚えるより、歯ぐきが落ち着いた状態で練習しておくほうが、矯正中の磨き残しを減らせます。
当院は歯科衛生士の担当制で、患者さんお一人に専属の歯科衛生士がつき、治療の間は担当が変わりません。スケーリング(歯石とり)、PMTC(専用の器具での歯の清掃。フッ素も塗布)、ブラッシング指導を予防処置として行い、ブラッシング指導では普段使っている歯ブラシの持参をお願いしています。矯正の前から同じ衛生士が歯ぐきの状態を見ておけば、矯正中・保定中の変化にも気づきやすくなります。
歯の着色はクリーニングで落ちる分と漂白でしか白くならない分に分かれる
歯の着色には、歯の表面に付いた汚れと、歯そのものの色の2種類があり、クリーニングで落ちるのは前者だけです。日本歯科医師会は、茶渋やタバコのタールなどの色素が表面に付いた場合、多くはプロによる歯面研磨だけで歯本来の色を取り戻せると説明しています。
一方、年齢を重ねて出てくる歯の黄ばみは、漂白の「最適応症」と同会は書いています。歯の内側の象牙質は少し黄色みがあり、表面のエナメル質を通して透けて見えるため、表面を磨いても色は変わりません。ホワイトニングという言葉は、広い意味ではクリーニングも含むものの、狭い意味では歯の漂白(ブリーチ)だけを指す、というのが日本歯科審美学会の説明です。
そのため、まずはクリーニングで表面の着色を落とした本来の歯の色を確認し、ホワイトニングの要否を判断します。日本歯科審美学会の指針の手順書の例でも、ホワイトニングの前に、口の中の検査、虫歯・歯石・歯肉炎の治療、歯面清掃、術前の写真撮影を行う流れです。
当院の予防処置には、ウォータースプレーとパウダーで歯の着色汚れやプラーク(歯垢)を取り除くエアフローがあります。当院のトピックス「パウダークリーニング」で書いたとおり、パウダーを使う清掃は健康な歯ぐきにだけ使える方法で、炎症がある方には使えません。歯ぐきの治療を先に済ませる理由が、ここにもあります。
矯正中は歯を白くすることより白斑と虫歯の予防を優先する
矯正期間は、歯を白くすることより、歯の表面に白い斑点(白斑)や虫歯を作らないことを優先する時期です。日本矯正歯科学会の標準治療の指針は、固定式の矯正装置が口の中の清掃状態を悪くして虫歯のリスクを高める可能性があり、歯の白斑は矯正治療で最も一般的な併発症だと記載しています。同じ指針は、定期的なフッ化物(フッ素)の応用が虫歯や白斑の管理・予防に有効だとしています。
57研究・9,101人を集めた系統的レビュー(Hussainら、2025年)によると、矯正治療を受けた患者のうち白斑がある人の割合は55.06%。矯正を受けていない人では29.1%でした。矯正をしていない人でも約3割に白斑があるため、著者らは治療開始時に歯の状態を記録しておくことを勧めています。
白斑は、ホワイトニングの仕上がりにも関わる問題です。日本歯科医師会の解説によると、高濃度の過酸化水素を使うオフィスでの漂白では、石灰化が不十分な部分や脱灰(歯の表面のミネラルが溶け出した状態)した部分が際立って白く濁り、すぐには消えないことがあります。
フッ化物配合歯磨剤の使い方は、日本口腔衛生学会・日本小児歯科学会・日本歯科保存学会・日本老年歯科医学会の4学会が2023年1月にまとめた推奨に沿うと、6歳以上と成人では次のとおりです。
- フッ化物濃度は1500 ppmF(日本の製品を踏まえ1400〜1500 ppmF)
- 量は歯ブラシ全体(1.5cm〜2cm程度)
- 回数は就寝前を含めて1日2回
- みがいたあとは歯磨剤を軽くはき出し、うがいをする場合は少量の水で1回だけにする
装置のまわりは、どう磨けばよいのでしょうか。日本矯正歯科学会のQ&Aは、粘着性のある食べ物をなるべく避け、食後の歯みがきを励行すること、矯正用の歯ブラシや円錐形の歯間ブラシを複雑な装置の周りで併用することを勧めています。当院では定期検診を2〜3ヵ月に一度お勧めしています。矯正中の通院・検診の間隔は、相談の場でご確認ください。
保定期間に入ってからホワイトニングの準備を始める
矯正装置を外したあとの保定期間が、ホワイトニングの準備を始める時期です。日本矯正歯科学会のQ&Aによると、歯の移動を終えた直後の歯はかなり揺れており、保定装置を使わなければ元の歯並びに戻りかねないため、通常は1年以上、できるだけ毎日保定装置を使う必要があります。日本歯科医師会も、装置を外したあと数年の間は保定装置などで管理する必要があると書いています。
では、装置を外した直後の歯で確かめておきたいのは何でしょうか。矯正装置を外す際には、歯の表面への微細な亀裂や被せ物の破損が生じる可能性があり、装置が外れた後の噛み合わせに合わせて古い被せ物や詰め物の再治療が必要となる場合があります。
日本歯科審美学会の指針は、ホワイトニングの前に行う口の中の検査として、次の項目を挙げています。
- 歯の状態(亀裂、形成不全、すり減り、知覚過敏、神経の有無、詰め物・被せ物)
- 歯の色(変色の程度、表面の着色、薬の影響、バンディングとホワイトスポット(白斑)、金属の影響)
- 歯並び
- 歯みがきの状態
- 歯周病の有無と程度
白斑は、前の節で触れたとおり、漂白で目立つことがある部分です。矯正を終えた人は、装置を外した段階で白斑や亀裂の有無を記録しておくと、ホワイトニングの方法を選びやすくなります。
歯並びとのもう一つの接点は、ホワイトニングの方法です。同じ指針は、自宅でトレーを使うホームホワイトニングの短所に「不正歯列に対応しにくい」ことを、歯科医院で行うオフィスホワイトニングの長所に「不正歯列にも対応可能」なことを挙げています。保定装置の種類や使用時間は個人差があるため、どちらの方法をいつ始めるかは保定計画と合わせて決定します。
詰め物・被せ物の色合わせはホワイトニングのあとに行う

詰め物・被せ物の色合わせは、ホワイトニングで白くした歯の色が落ち着いてから行います。ホワイトニングを行っても既存の詰め物や被せ物は白くならないため、色の差が生じた場合はやり直す必要があります。
色が落ち着く時期の目安は、ホワイトニングの終了後2週間です。同じ指針には、この2週間の間に色が多少後戻りし、その後は比較的安定すると書かれています。指針の手順書の例では、この後の来院で仕上げ磨きや効果の判定とあわせて、色の合わなくなった詰め物・被せ物の処置を相談する流れです。
接着の面からも、ホワイトニング直後のやり直しは避けたいところです。24の試験管内研究をまとめたメタ分析(Rodríguez-Barraguéら、2021年)では、歯科医院で行う漂白でも自宅で行う漂白でも、漂白直後のエナメル質への接着の強さが下がっていました。この研究は、漂白直後に下がった接着の強さを抗酸化剤で回復できるかを調べたもので、待つ期間を示したものではありません。また、白い詰め物(コンポジットレジン)は歯に接着させる材料であるため、色が落ち着くまで接着力を保つ意味でも詰め直しを急ぐ必要はありません。
金属の詰め物・被せ物も同じ扱いです。日本歯科医師会は、金属製の詰め物や被せ物は漂白で白くできないため、歯と同じ色の材料に置き換えると説明しています。当院が虫歯を削ったあとにお勧めしているのも、金属を使わないメタルフリー治療です。
当院のホワイトニングの注意書きでは、詰め物や被せ物が多い方は、自分の歯との色の差が目立つようになることがあるため、ホワイトニングを避けたほうがいい方に挙げています。前歯の詰め物が多い人ほど、5番目の色合わせまで含めた順番を初回の相談時に確認しておきましょう。
神経を取った歯と変色の強い歯はホワイトニングの方法が変わる
神経を取った歯(無髄歯)や変色の強い歯は、歯の外側から薬剤を当てる通常のホワイトニングでは白くなりにくく、方法が変わります。日本歯科審美学会の指針によると、無髄歯の変色にはウォーキングブリーチという別の方法があり、約1週間ごとに来院して、歯の裏側から歯の内部に薬剤を封入する処置を繰り返します。
ウォーキングブリーチにも制約があります。指針は、歯の厚みが薄い場合に割れる可能性や、薬剤が歯根の外側に作用した場合に歯根の外部吸収などが起こる可能性を挙げています。金属イオンによる変色、残っている歯質が少ない歯などは禁忌症です。
神経のある歯でも、指針が禁忌症に挙げる歯は次の4つです。
- 大きな虫歯がある歯
- 広い範囲を詰めたり被せたりした歯
- テトラサイクリン系抗菌薬による変色のうち、変色の強いもの(ファインマンの分類F3、F4)
- 形成不全など、歯に欠けた部分があるもの
当院のホワイトニングの注意書きにも、歯の神経を抜いた方・神経が死んでいる方はホワイトニングができないこと、抗生物質の影響で変色の強い方は作用が出にくいことを載せています。漂白で白くできない歯では、日本歯科医師会が挙げるように、歯の表面に薄い材料を貼るラミネートベニアや被せ物など、歯を削る量の多い方法が選択肢になります。
矯正との関係で注意したいのは、矯正のあとに1本だけ色が変わってきた歯です。日本矯正歯科学会の指針は、矯正治療の併発症として歯髄(歯の神経)の生活力が低下する可能性を挙げており、当院の注意書きにも、まれに歯の神経が障害を受けることがあると書いています。ほかの歯と違う変色があれば、ホワイトニングの前に神経の状態を確かめるのが先です。
子どものころの矯正と、ホワイトニングを受けられない時期
子どものころに矯正をした場合も、ホワイトニングは小児の時期を過ぎてから考えるもので、未成年のうちは親権者の同意が必要です。日本歯科審美学会の指針は、全身的な要因による禁忌症として次の5つを挙げています。
- 無カタラーゼ症(過酸化水素を分解できない病気)
- 妊娠期・授乳期の女性
- 気管支喘息などの呼吸器疾患
- 小児
- 光線過敏症
子どもの矯正は、大人の歯並びへの準備という位置づけです。当院の小児矯正の注意書きにも、小児期の矯正治療(1期治療)は大人の矯正へ向けた準備矯正で、大人の矯正(2期治療)がいらなくなるわけではないと書いています。日本矯正歯科学会のQ&Aには、子どものころに矯正した歯並びが、その後に生えてきた歯や成長による噛み合わせの変化で悪くなることがまれにある、という回答もあります。
子どものうちは矯正(1期治療)と虫歯予防。永久歯がそろってから、必要に応じて大人の矯正と保定。ホワイトニングはそのあと、小児の時期を過ぎてからです。子どものころの矯正で使った装置の跡や白斑がある人は、ホワイトニングの前の検査で伝えておくと、方法を選ぶ手がかりになります。
当院でできること
名古屋市西区庄内通のかなとあかね歯科・矯正歯科は、小児から成人までの総合歯科として、矯正とホワイトニングの前後に必要な治療と予防を行っています。
- 虫歯の治療: 表面麻酔・電動麻酔・細い注射針による痛みへの配慮、虫歯を染める検知液(カリエスチェッカー)で削り残しと削りすぎを防ぐ取り組み。削ったあとはメタルフリー治療をお勧めしています
- 予防処置: 歯科衛生士担当制。スケーリング、PMTC(フッ素も塗布)、エアフロー、ブラッシング指導。定期検診は2〜3ヵ月に一度をお勧めしています
- 矯正の無料相談: 口腔内スキャナー(iTero)で歯並びのデータを取り、治療後の3Dシミュレーションを行えます
- ホワイトニングの相談: 受ける前に、当院サイトのリスク・副作用(ホワイトニングを避けたほうがいい方・行ってはいけない方)をご確認ください
所在地は〒451-0016 愛知県名古屋市西区庄内通3丁目34 ウエストタウン福田 1F、庄内通駅すぐです。駐車場は院の前に4台、その他に6台の計10台(専用駐車場は3・5・6・11・16・20番)あります。
診療時間は、月曜が9:00〜16:00、火・水・木曜が9:00〜13:00/14:30〜18:30、土・日曜・祝日が9:00〜13:00/14:00〜18:00です。休診日は金曜(祝日は休診日となる場合もあります)。ご予約はお電話(052-982-8763)またはWEB予約で受け付けており(LINEの友だち追加の案内もあります)、初診は60分の予約枠を設けています。
▶ 予防処置
▶ ホワイトニング
よくある質問
Q. 歯列矯正やホワイトニングに健康保険は使えますか?
A. ホワイトニング(歯の漂白)は健康保険の対象ではなく、自費診療です(日本歯科医師会)。歯列矯正も、健康保険が使えるのは、顎を手術で動かすことを前提とする治療や指定された疾患など限られた場合だけで、一般的な歯並びの矯正は全額自己負担になります(日本矯正歯科学会)。矯正の前に行う虫歯や歯周病の治療は、通常の保険診療で受けられます。詰め物・被せ物は、材料によっては自費になる場合もあります。
Q. 市販のホワイトニング歯みがき粉で代わりになりますか?
A. 役割が違います。日本歯科審美学会によると、歯の漂白効果が学術的に認められているのは過酸化物からなるホワイトニング剤を使う方法で、医薬品医療機器等法上は歯科材料にあたります。歯科医師または歯科衛生士の資格を持たない人がこれを使って施術することは違法行為です。市販の歯みがき粉は、表面の着色を落とす日々の手入れとして使い分けてください。
Q. ホワイトニングで歯がしみたら、どうすればよいですか?
A. ホワイトニングを中止して、歯科医院へ連絡してください。日本歯科審美学会の指針によると、知覚過敏はふつう一時的で、ホワイトニングを中止すれば数時間から数日で消えます。再開の時期は歯科医師の指示に従ってください。症状が強ければ、知覚過敏の処置をします。
Q. ホワイトニングの白さはどのくらい続きますか?
A. 期間は人によって違います。指針では、時間とともに明るさは少しずつ下がり、効果の程度や続く期間は変色の原因、歯の状態、飲食の習慣、セルフケアなどで個人差があり、予測が難しいとされています。当院の注意書きでは、オフィスホワイトニングの効果は一般的に3〜6ヵ月程度で、白さを保つにはメンテナンスが必要です。
Q. たばこはホワイトニングの白さに影響しますか?
A. 影響が大きい習慣です。日本歯科審美学会の指針にあるホームホワイトニングの手順書の例は、喫煙を、適切な効果が得られなかったり後戻りが早く起こったりする最も大きな原因の1つとして挙げ、ホワイトニング中も終了後も避けるよう求めています。
まとめ
- 歯列矯正とホワイトニングは、矯正が先、ホワイトニングが後
- 全体の順番は「虫歯・歯周病の治療とクリーニング → 矯正 → 保定 → ホワイトニング → 詰め物・被せ物の色合わせ」
- 表面の着色はクリーニングで落ちることが多く、ホワイトニングの要否はその後に決める
- 矯正中はフッ化物を使い、白斑と虫歯を防ぐ
- 詰め物・被せ物は白くならないため、色合わせはホワイトニングの色が落ち着いてから
- 神経を取った歯・変色の強い歯は方法が変わり、小児・妊娠中・授乳中・無カタラーゼ症などの方はホワイトニングを受けられない
矯正とホワイトニングの順番は、虫歯や歯ぐきの状態、詰め物の数によって一人ひとり変わります。名古屋市西区(庄内通)のかなとあかね歯科・矯正歯科では、虫歯・歯周病の治療から矯正の相談、ホワイトニングの相談までお受けしていますので、今のお口の状態から順番を一緒に組み立てましょう。
監修者

かなとあかね歯科・矯正歯科 院長
経歴
- 松本歯科大学 歯学部 卒
- 愛知学院大学歯学部附属病院 有床義歯学講座 非常勤助教
- 名古屋市内 歯科医院勤務
所属学会
- 日本補綴歯科学会
※本記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、個別の診断に代わるものではありません。矯正の時期・方法・期間・費用は、お口の状態や年齢によって異なります。
参考文献
- 一般社団法人日本歯科審美学会「歯のホワイトニング処置の患者への説明と同意に関する指針」(2018年9月作成・2019年11月ホームページ公開)
- 一般社団法人日本歯科審美学会「歯のホワイトニングについて」
- 公益社団法人日本歯科医師会
- 公益社団法人日本矯正歯科学会「矯正歯科治療における標準治療の指針」(2022年)
- 公益社団法人日本矯正歯科学会「矯正歯科治療について(矯正歯科治療のQ&A)」
- 日本口腔衛生学会・日本小児歯科学会・日本歯科保存学会・日本老年歯科医学会「4学会合同のフッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法」(2023年1月)
- Erbe C, et al. Orthodontic treatment in periodontally compromised patients: a systematic review. Clin Oral Investig. 2023;27(1):79-89.
- Hussain U, et al. Prevalence, Incidence and Risk Factors of White Spot Lesions Associated With Orthodontic Treatment – A Systematic Review and Meta-Analysis. Orthod Craniofac Res. 2025;28(2):379-399.
- Rodríguez-Barragué J, et al. Natural antioxidants to restore immediate bond strength to bleached enamel: Systematic review and meta-analysis of in vitro studies. J Esthet Restor Dent. 2021;33(5):702-712.
- かなとあかね歯科・矯正歯科「リスク・副作用(ホワイトニング)」
- かなとあかね歯科・矯正歯科「リスク・副作用(小児矯正)」
- かなとあかね歯科・矯正歯科「予防処置」
- かなとあかね歯科・矯正歯科「一般歯科」