虫歯が神経まで進んだと言われたら、治療は「診査」「神経の処置」「土台と被せ物」「定期検診」の順に進みます。同じ「神経まで」でも、乳歯、生えて間もない永久歯、大人や高齢の方の歯では、根の育ち方や神経の通り道の太さが違うため、選ぶ処置の考え方は同じではありません。名古屋市西区(庄内通)のかなとあかね歯科・矯正歯科では、歯科用CTなどを使った根管治療と、小児歯科の両方に対応しています。
虫歯が神経まで進んだときの治療は、診査・神経の処置・土台と被せ物・定期検診の順に進む
虫歯が神経(歯髄)まで達した場合や、細菌が歯髄に感染した場合は、歯髄を取り除く抜髄が必要になり、その多くは土台を立てて被せ物をする治療につながります(厚生労働省 e-ヘルスネット「むし歯の治療の流れ」)。

患者さんの側から見ると、通院は大きく4つの段階に分かれます。
- 診査: 虫歯の深さ、神経の状態、根の形と数を、問診・検査・画像で確かめる
- 神経の処置: 神経を残す処置ができる状態か見きわめ、残せないときは神経を取り、根の中を清掃・消毒して詰める(根管治療)
- 土台と被せ物: 神経を取った歯の中に土台を立て、歯の形を被せ物で戻す
- 定期検診: 治療した歯の再発や割れを、早いうちに見つける
e-ヘルスネットは、根管治療について、歯髄と周りの感染した象牙質を、リーマー・ファイルと呼ばれる針のような器具で削り取り、ゴムや水酸化カルシウムを含む材料を詰めて再び感染しないようにする治療と説明しています。そのあとに土台を立てて被せ物をする治療は「差し歯にする」と言うこともあり、自分の歯を抜かずに使い続けるための処置です。
一方で、「神経まで届いたら神経を取るしかない」という考え方は変わりつつあります。日本歯科保存学会と日本歯内療法学会の「歯髄保護の診療ガイドライン」(2024年)は序文で、これまでう蝕による露髄(神経が出ること)には抜髄が適応とされてきたが、現在では直接覆髄や断髄によって積極的に歯髄の保存を図ろうとする国際的な潮流が生まれている、と記載しています。神経を残せるかどうかは、診査と処置中の神経の状態で決まるため、最初から「取る」「残す」を決めつけないのが今の治療の出発点です。
しみる・ズキズキするといった症状の段階や、痛みが急に消えたときに何が起きているかは、院のトピックス「むし歯の進行度」と「むし歯が痛かったけど、しばらくしたら痛みが消えた『危険なサイン』」をご参照ください。
最初の診査では、レントゲンと歯科用CTで虫歯の深さと根の形を確かめる
神経まで進んだ虫歯の治療では、最初の診査で、虫歯が神経にどこまで近づいているか、根が何本あってどんな形か、根の先に病変がないかを画像で確かめます。
院のトピックス「レントゲンとCTの違い」によると、レントゲン写真は歯や顎の全体像を一枚で確認できる平面的な画像、CTは骨や神経、根の先や歯根のヒビ・破折まで立体的に確認できる精密な画像です。当院の一般歯科ページでも、根管治療の精度を上げる取り組みの一つに歯科用CTを挙げていて、治療前に計画を立てる際には患部の詳細なデータが必要なため、歯科用CTを使うとしています。
歯の内部は細く、複雑に入り組んだ形をしています。根の数や曲がり方は歯によって違い、平面の写真だけでは重なって見えない部分もあります。治療を始める前に立体で形をつかんでおけば、どこまで器具を届かせるべきかの見通しが立ちます。
診査で見るのは、虫歯と根の形だけではありません。子どもの永久歯なら、根がどこまで伸びているか、根の先がまだ開いているかも大事な情報です。日本歯科保存学雑誌の総説(五十嵐・北島、2017年)も、歯根の完成状態により治療法が異なるとして、根が完成した歯と、根がまだ成長途中の歯とで分けて治療法を整理しています。
根管治療の精度はファイル・根の長さの測定・CTで支え、痛みには麻酔で配慮する
当院の一般歯科ページでは、根管治療の精度を上げる取り組みとしてNitiファイル・トライオートZX2・歯科用CTを挙げ、むし歯治療の痛みを抑える取り組みとして麻酔の工夫を挙げています。

根管治療の精度を上げる取り組みとして、ページに載っている主なものは次のとおりです。
- Nitiファイル: 細く複雑な歯の内部の奥まで届かせるため、柔軟性の高いファイルを使う
- トライオートZX2: 根管治療用のモーターで、根管の長さを測る機能もついている
- 歯科用CT: 立体的に歯や骨の状態を把握し、治療前の計画に使う
痛みを抑える取り組みとして載っているのは、次のとおりです。
- 表面麻酔: ジェル状の麻酔薬を塗り、麻酔注射の痛みを和らげる
- 電動麻酔: 電動麻酔器で、一定の速度と圧力で注射する
- 細い注射針: 針が刺さったときの痛みを和らげる
なお、薄いゴムのシートで治療する歯だけを出し、治療する部分に唾液や細菌が入るのを抑える「ラバーダム防湿」という方法もあります(日本小児歯科学会、2018年)。当院では基本的には使用しておらず、患者さまのご希望や治療上の必要性に応じて使用しています。お子さまの治療では使用していません。
根管治療では、器具を入れる長さ(作業長)を決めて清掃と詰め物を進めます。日本歯科保存学雑誌の総説(五十嵐・北島、2017年)は、根の先が開いた根未完成歯ではこの作業長を決められないことを、通常の根管治療が難しい理由の一つに挙げています。
根の治療を終えた歯には、土台(コア)を入れて被せ物をする
根管治療を終えた歯には、神経が入っていた穴に土台(コア)を入れ、その上に冠をかぶせるのが一般的です。

日本歯科医師会によると、神経をとった歯や、歯の欠けた部分が大きい歯は、心棒(ポスト)と人工の歯が一体になった差し歯でも治療できますが、歯を削る量が多くなります。そのため最近は、土台と冠を分けて作るのが主流です。コアの材料には金属とプラスチック(レジン)があり、レジンのコアをファイバーポストで補強する方法もあります。ファイバーで補強したレジンコアは曲げ強さが金属より歯根に近いため、歯根と一体になって歯根の破折を防げる、というのが同会の説明です。
被せ物の有無で、根管治療をした歯の残り方に差が出たという研究もあります。米国アイオワ大学の歯学部で治療を受けた203歯を分析した研究(Aquilino・Caplan、2002年)では、歯の種類などをそろえて比べると、根の治療のあとに被せ物をしなかった歯は、被せ物をした歯の6.0倍の割合で失われていました。
神経を取った歯が割れることは、歯を失う原因としても小さくありません。e-ヘルスネット「ライフステージ別にみたむし歯の特徴」が紹介する抜歯の原因の調査では、最も多いのが歯周病(37%)、次いでむし歯(29%)、破折(18%)でした。そのうえで e-ヘルスネットは、破折の主な原因は、中高年から増えるむし歯の治療で歯髄を除去した歯が折れることだと考えられると説明しています。
被せ物を選ぶときの材料は、金属・セラミックス・樹脂などさまざまです。当院では、虫歯を削った場合に、金属を使わないメタルフリー治療を勧めています。金属アレルギーの方にも使え、見た目も天然の歯に近い仕上がりになる、というのが当院の一般歯科ページの説明です。
乳歯の虫歯が神経まで進んだときは、生え変わりまで歯を保つことを考える
乳歯の虫歯が神経まで進んでも、乳歯と永久歯は神経を含めて別の歯なので、乳歯の神経をとっても永久歯の神経には影響しません(日本小児歯科学会「こどもたちの口と歯の質問箱」)。
ただし同学会は、乳歯か永久歯かにかかわらず、神経をとるのはできるだけ避けたいものだとも説明しています。院のトピックス「乳歯のむし歯」は、乳歯の虫歯が重くなって早く抜けると、周りの歯が空いたところへ傾いて動き、永久歯が正しい位置に生えにくくなると説明しています。長く放置すると、虫歯の細菌が根の先を通して下で待っている永久歯の芽(歯胚)に及び、生えてきた永久歯に白い斑点や変色、形の異常が出ることがあります。
乳歯の神経の処置のあとの歯の形の戻し方も、大人とは違う点の一つです。日本小児歯科学会の質問箱は、レジン(歯と同じ色のプラスチック)で対応できない大きな虫歯や、神経の処置のあとには、乳歯冠という既成の冠が必要になることもあると説明しています。
ガイドラインの対象にも違いがあります。先に挙げた「歯髄保護の診療ガイドライン」(2024年)は、永久歯の深い虫歯を対象にしていて、乳歯は対象にしていません。
子どもの診療では、治療を受けられる状態をつくることも処置の一部です。当院の小児歯科では、治療の内容を説明し(Tell)、使う器具を見てもらい(Show)、その後に治療する(Do)手順を踏んでいます。緊急時を除き、嫌がるお子さまを無理やり治療することはありません。院内にはキッズスペースもあります。
生えて間もない永久歯は根が育ちきっておらず、神経を残す意味がとくに大きい
生えて間もない永久歯(幼若永久歯)は、生え始める頃には根が完成した歯の2分の1から3分の2ほどしか伸びておらず、根の先の穴(根尖孔)もラッパ状に開いています(日本歯科保存学雑誌、五十嵐・北島「歯根未完成歯の歯内療法の考え方」2017年)。

e-ヘルスネットも、生えて間もない歯は石灰化が未成熟で十分に硬くなっておらず、酸で溶かされやすいと説明しています。石灰化が終わるまでには生えてから2〜4年かかり、6歳頃に生える第一大臼歯(6歳臼歯、日本小児歯科学会)も同様です。院のトピックス「6歳臼歯」によると、生えている途中は歯ぐきに覆われていて歯みがきが難しく、生えて1年もたたずに虫歯になる子もいるそうです。
根が成長途中の歯で神経を残す主な意味は、根を成長させることにあります。同じ総説によると、歯根未完成歯の神経は血液の流れがよく、生きる力が高いため、虫歯の原因を的確に取り除けば治りやすく、根が完成した歯より良い成績が期待できます。反対に、いったん神経が死んでしまうと、根管が太いまま根の形成が止まり、根の壁が薄くもろいままになる、というのが総説の説明です。
そのため、生えて間もない永久歯では、神経を全部取る前に、できる限り神経を残す処置が検討されます。総説で挙げられている主な処置は次のとおりです。
- 暫間的間接覆髄法: 虫歯を一度に取りきると神経が出てしまうおそれがあるとき、薬で覆って3〜6か月置き、硬くなったことを確かめてから残りを取る方法
- 部分的な生活歯髄切断法: 神経の表面の一部だけを切り取り、残りの神経を保つ方法
- 生活歯髄切断法(アペキソゲネーシス): 歯の頭の部分の神経を取り、根の中の神経を生かしたまま残して、根の先の自然な成長を待つ方法
切断した面にはMTAや水酸化カルシウム製剤などの薬を置き、その下に硬い組織の壁ができるのを待ちます。なお、MTAに含まれる成分によって治療後に歯の色が変わる可能性があります。歯髄保護の診療ガイドライン(2024年)も、従来の断髄の適応症は若年者の根未完成歯とされてきたと書いています。
それでも神経が強く感染して残せない場合は、根の先が開いたままなので、大人と同じ根管治療がそのままではできません。根の先を薬で閉じさせるアペキシフィケーションなど、根未完成歯のための方法がとられます。
大人や高齢の方の歯は、神経の通り道が細くなり、痛みで気づきにくい
大人の虫歯は、治療した歯の詰め物の下で再発する二次う蝕が多く、もともと治療した歯なので歯の奥深くに進みやすく、虫歯が神経に達する原因になります(厚生労働省 e-ヘルスネット「ライフステージ別にみたむし歯の特徴」)。
e-ヘルスネットは、詰め物と歯との間にすき間があると細菌が入り込み、虫歯を発生させる可能性があると説明しています。さらに、歯の神経を抜いた歯は痛みが分からず、気づくのが遅くなる傾向があります。
高齢になると、歯の中の神経の通り道そのものも変化します。日本歯科保存学会が根面う蝕(歯の根元の虫歯)について大学教育向けにまとめた提言(2016年)は、根面う蝕のある高齢者の歯の特徴として、次の点を挙げています。
- 加齢に伴う象牙質の添加による、神経の入っている空間(歯髄腔)の狭まり
- 神経の入っている空間の中の石灰化
- 根管の湾曲化と、根の先のセメント質の添加による根管の石灰化
同じ提言は、神経が年齢とともに変化するため、検査や治療への反応が弱いとも書いています。
神経を取った歯を長く使うには、2〜3ヵ月ごとの検診で再発と割れを早く見つける
神経を取った歯は痛みで異変に気づきにくいため、症状が出る前に歯科医院で見てもらうことが、その歯を長く使うための現実的な方法です。
院のトピックス「虫歯は何回でも治療できる?」が、治療を終えた歯で再び受診することが多いケースとして挙げるのは、次の2つです。
- 虫歯の再発: 詰め物との間のわずかな段差に歯垢がたまり、痛みもないまま虫歯が進むことがある
- 根管治療後の再感染: 根管内を消毒しきれていなかったり、詰め物が劣化してすき間から細菌が入ったりすると、歯の根に膿がたまり、痛みや歯ぐきの腫れが出る
同じトピックスは、治療のたびに削ったり詰めたりすると少しずつ歯質が失われ、再治療では大きく削ることになるため、歯の強度や厚みが下がっていくとも書いています。
当院では、2〜3ヵ月に一度、定期的に検診を受けることを勧めています。予防処置では歯科衛生士の担当制をとっていて、治療の間は同じ担当が続くため、症状の経過やお困りごとなどを把握しやすい体制です。
毎日の歯みがきに使うのは、フッ化物配合歯磨剤です。日本口腔衛生学会など4学会が2023年にまとめた推奨では、6歳から成人・高齢者は1,400〜1,500ppmFの歯磨剤を歯ブラシ全体(1.5cm〜2cm程度)につけ、就寝前を含め1日2回みがき、うがいをする場合は少量の水で1回のみとしています。被せ物と歯の境目、歯ぐきが下がった根元は、とくに丁寧にみがきましょう。
当院でできること
かなとあかね歯科・矯正歯科は、名古屋市西区庄内通にある歯科医院です。虫歯治療・根管治療、小児歯科、予防処置などを診療しています。
- 虫歯治療: 表面麻酔・電動麻酔・細い注射針で痛みに配慮。5倍速コントラとカリエスチェッカー(虫歯を染める検知液)で、削りすぎと削り残しを防ぐ
- 根管治療: NiTiファイル、根管の長さを測る機能のついたモーター(トライオートZX2)、歯科用CT
- 小児歯科: Tell-Show-Doの順で説明してから治療。フッ素塗布、シーラント、ブラッシング指導
- 予防処置と定期検診: 歯科衛生士担当制。2〜3ヵ月に一度の検診を推奨
当院では、歯ぐきの腫れや化膿、強い痛みを感じる方は虫歯が進んでいる可能性がありますので、お早めのご相談をおすすめしています。歯ぐきに小さな穴がある、歯の根元がうずくといった症状も、同じページの相談の目安です。
住所は〒451-0016 愛知県名古屋市西区庄内通3丁目34 ウエストタウン福田 1F。庄内通駅すぐで、駐車場は院の前に4台、その他に6台の計10台です。
診療時間は、月曜 9:00〜16:00、火・水・木曜 9:00〜13:00/14:30〜18:30、土・日曜・祝日 9:00〜13:00/14:00〜18:00。休診日は金曜です(祝日は休診日となる場合もあります)。電話は052-982-8763。WEB予約とLINEの案内があり、初診は60分の予約枠を設けています。
▶ 小児歯科
▶ 予防処置
よくある質問
Q. 痛みが強い歯は、麻酔が効きにくいと聞きました。
A. 効きにくい場合があります。虫歯が深く神経に強い炎症がある場合、その組織は酸性に傾いていて、通常の麻酔がほとんど効かなくなります(院のトピックス「歯の麻酔」)。その場合は麻酔の量を増やす、神経の通り道に効かせる伝達麻酔を行う、それでも効かなければ神経に直接麻酔をする、と段階を踏みます。日本歯科医師会も、下あごの奥歯は麻酔が比較的効きにくい場所で、伝達麻酔を組み合わせることがあると説明しています。痛みが強くなる前に定期検診を受けることが大切です。
Q. 神経を取った歯は、ホワイトニングで白くできますか?
A. 当院のホワイトニング(ホーム・オフィス)では、神経を抜いた歯や死んでいる歯は白くすることができません。差し歯などの人工の歯も、ホワイトニングでは白くなりません。神経を取った歯の色が気になるときは、被せ物の材料や色を選ぶ段階で相談してください。
Q. 根の治療をした歯の歯ぐきが腫れてきました。
A. 根管治療後の再感染で、歯の根に膿がたまっている可能性があります。院のトピックス「虫歯は何回でも治療できる?」は、すき間から細菌が入ると根に膿だまりができ、痛みや歯ぐきの腫れが出ると書いています。当院でも、歯ぐきの腫れや化膿、歯ぐきの小さな穴がある場合は早期のご相談をおすすめしています。神経のない歯は痛みが出にくいので、腫れに気づいた時点で受診してください。
Q. 乳歯の神経を取ってかぶせたら、永久歯にうまく生え変わりますか?
A. 基本的には生え変わりますが、例外もあります。日本小児歯科学会の質問箱は、乳歯にかぶせた銀歯は生え変わるときに乳歯と一緒に取れると説明する一方、大きな虫歯で神経を抜いてかぶせた場合は、乳歯の根がうまく吸収されず、乳歯が抜ける前に永久歯が横から生えてくることがあると書いています。その場合は乳歯を抜く処置が必要です。生え変わりの時期は、定期検診で歯の動きを見てもらいましょう。
Q. 6歳臼歯を神経まで進む虫歯から守るには、何ができますか?
A. 歯みがきとフッ化物に加えて、奥歯の溝を樹脂などでふさぐシーラントがあります。日本小児歯科学会の「乳歯と幼若永久歯の小窩裂溝塡塞ガイドライン」(2025年)は、生えて間もない永久歯の健全なかむ面にシーラントを行うと、6か月後と12か月後の虫歯の発生を予防するとして、実施を提案しています(推奨の強さは弱い推奨、根拠の確実性は低)。当院の小児歯科でも、シーラントとフッ素塗布を行っています。
まとめ
- 神経まで進んだ虫歯の治療は、診査→神経の処置→土台と被せ物→定期検診の順に進む
- 根の治療では、麻酔・ファイル・根の長さの測定・CTで精度を保つ
- 根の治療のあとは、土台と被せ物で割れと再感染を防ぐ。歯の喪失原因の破折の多くは、歯髄を除去した歯が折れることによる
- 乳歯は神経を含めて永久歯とは別の歯。生え変わりまで歯を保つことを考える
- 生えて間もない永久歯は根が育ち途中で、神経を残すと根の成長が期待できる
- 大人の二次う蝕や高齢の方の細い根管、神経のない歯の再発は、痛みで気づきにくい。2〜3ヵ月ごとの検診で見つける
虫歯が神経まで進んだと言われ、このあとの治療や、お子さまの歯の扱いが気になる方は、名古屋市西区(庄内通)のかなとあかね歯科・矯正歯科にご相談ください。
監修者

かなとあかね歯科・矯正歯科 院長
経歴
- 松本歯科大学 歯学部 卒
- 愛知学院大学歯学部附属病院 有床義歯学講座 非常勤助教
- 名古屋市内 歯科医院勤務
所属学会
- 日本補綴歯科学会
※本記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、個別の診断や治療方針に代わるものではありません。神経を残せるかどうか、どの処置が合うかは、年齢やお口の状態、診査の結果によって異なります。気になる症状があるときは、歯科医院で診察を受けてください。
参考文献
- 厚生労働省 e-ヘルスネット(健康日本21アクション支援システム)「むし歯の治療の流れ」(2020年1月)
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「ライフステージ別にみたむし歯の特徴」(2026年2月)
- 日本歯科保存学会・日本歯内療法学会 編「歯髄保護の診療ガイドライン」(2024年)
- 五十嵐勝・北島佳代子「歯根未完成歯の歯内療法の考え方」日本歯科保存学雑誌 60(4):191-196(2017年)
- 日本歯科保存学会 教育問題委員会「根面う蝕-3領域(修復・歯内・歯周)の統合的見地からの提言-」(2016年10月)
- 日本口腔衛生学会・日本小児歯科学会・日本歯科保存学会・日本老年歯科医学会「う蝕予防のためのフッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法【普及版】」(2023年4月)
- 日本小児歯科学会「こどもたちの口と歯の質問箱 3歳ごろから就学前まで」
- 日本小児歯科学会「小児におけるラバーダム防湿法の使用について」(2018年1月)
- 日本小児歯科学会「こどもたちの口と歯の質問箱 小学生低学年」
- 日本小児歯科学会 編「乳歯と幼若永久歯の小窩裂溝塡塞ガイドライン」(2025年3月)
- 日本歯科医師会
- Aquilino SA, Caplan DJ.「Relationship between crown placement and the survival of endodontically treated teeth」J Prosthet Dent 87(3):256-263(2002年)
- かなとあかね歯科・矯正歯科「一般歯科」
- かなとあかね歯科・矯正歯科「小児歯科」
- かなとあかね歯科・矯正歯科「予防処置」
- かなとあかね歯科・矯正歯科「リスク・副作用(ホワイトニング)」